世界を、やわらかく。 未来を、あたたかく。
大型膜面構造物(テント構造物)や土木・物流資材などを手がける太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:能村 祐己、以下:太陽工業)とイベントコンサルティングのTSP太陽株式会社(本社:東京都目黒区、社長:池澤 嘉悟、以下:TSP太陽)、イベントや施設の運営を手掛けるアクティオ株式会社(本社:東京都目黒区、社長:淡野 文孝、以下:アクティオ)は共同で、2023年12月22日・23日、東京国際フォーラムで創業100周年を記念したグループによるイベント「ONE TAIYO EXPO」を開催しました。お客さまや関係者、社員など2294人が参加したこのイベントにおいて、社員に向けて新たにグループ理念「世界を、やわらかく。未来を、あたたかく。」を発表しました。
グループ理念に込めた想い
太陽グループは、テントで、イベントで、施設運営で、お客さまの課題に応えていくだけでなく、それぞれの事業を通して、「世界をやわらかくし、未来をあたたかくすることに貢献する企業グループ」を目指しています。 いま、世界では、それぞれが自らの利益を優先するあまりに、社会の「分断」が進んでいます。差別、戦争・紛争、貧困。私たち太陽グループは、そんな世界を「やわらかく」し、「あたたかな未来」を作っていきたいと考えています。
グループ理念 キービジュアル
「砂漠に膜の人口山脈をつくる、そして雨を降らし、ひとつの街をつくる。」 砂漠の中に造られた巨大な膜とひとつの街は、太陽グループが一丸となり、実現したい景色を描いています。「街」はハードとソフトの掛け算から創られるもの。人々が、活き活きと暮らし、笑顔で包まれる街を、太陽工業の建築のチカラ、TSPのイベントのチカラ、アクティオの施設運営のチカラを融合し、創っていきたい。企画から定着まで、全てに並走することができる太陽グループだからこそ実現できる目標です。
太陽グループは1922年、能村テント商会として創業し、その後、戦後の焼け野原の中、ミシン一台ハサミ一丁から再スタートを切りました。「膜」素材の特長を活かしたユニークな製品を世の中に創出し、中でも1970年の大阪万博では、大規模なパビリオン設営を請け負い「膜」の技術を開花させました。また、事業領域の拡大に合わせてTSP太陽やアクティオが誕生し、能村テント商会を起源とする今日のグループ3社を形成、総売上740億円規模のグループへと成長を遂げました。
2022年からはグループ創業100年を機に、人材交流を通じた相乗効果の創出や共同での社会貢献活動など、グループ3社の協力を強化する活動を進めてきました。膜技術の太陽工業、イベント制作・コンサルティングのTSP太陽、イベントや施設運営のアクティオ、シナジーを高めながら膜と空間と体験の可能性を追求し続けることで、グループとして更なる飛躍を目指しています。
グループ理念
グループ理念は創業100周年となった2022年から策定を開始しました。グループ会社全ての役員に加えて、海外関係会社の社員を含むグループ社員約522名が参加してグループの理念をはじめ、「社会や人々にとって私たちがなぜ存在するのか。」を表したパーパスやビジョン、ミッション、バリューを作りました。ステートメントやパーパスなどの各メッセージは日本語版と並行して英語版が作成され、海外関係会社においても、グループの一体感醸成に寄与することが期待されています。
太陽グループ 創業100周年特設ページをリニューアル
グループ理念の策定に合わせ、グループの創業100周年特設ページをリニューアルしました。新しいサイトでは、グループ理念のステートメントを映像で表現した106秒の動画を公開しています。